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ポンプ工事は専門の施工技術を要するので当社にご相談下さい。


■ゴルフ場ポンプ設備の施工例

  ゴルフ場のポンプ設備はコース散水用に用いる「自動給水ポンプ」と水源の散水用水を池や貯水槽に揚水する「送水ポンプ」があります。ここでは「インバーター式散水ポンプ」施工例と「フロート式送水ポンプ」施工例についてご紹介します。

改造前の散水ポンプ
■インバーター式散水ポンプの改造施工例
  既設渦巻きポンプが老朽化して、不調の為、インバーターポンプ(陸上型)に交換しました。散水用ポンプは、水を使用するとポンプが自動起動する自動給水方式を用います。この自動給水方式に従来は"圧力タンク式自動給水方式"が多く用いられてきました。しかし、圧力タンク方式は起動圧力(例えば6気圧)と停止圧力(8気圧)の間でONとOFFを繰り返します。散水用パイプラインが古くなって漏水量が増えてくると、頻繁にON、OFFを繰り返します。ですから年中8気圧〜6気圧の間でON、OFFの運転を繰り返し,OFFの毎に”ゴツン”をいう音をたててウォターハンマーが発生します。


改造インバーターポンプ
 そこで、今回はトリプルインバーター方式のポンプに交換しました。このインバーターポンプは圧力タンク方式と違い、常に一定圧力で吐出するのでポンプによるウォーターハンマーが発生しません。また、インバーター電力は商用電力に比べて省エネです。その上このポンプを用いた場合の最大の特徴は簡単に設定圧力の上げ下げができる点です。散水未使用期間は圧力を下げ、冬越しをします。圧力を下げることにより漏水量は減りますから使用電力量は下がり、漏水による水源使用量が減り、なおかつパイプ保全に役立ちます。このように漏水量の多いコースにはこの圧力設定変更が可能なインバーターポンプ方式に改造すると漏水事故を減らすことができるので最適のポンプシステムといえます。


冬季期間2.8気圧に設定
■フロート式送水ポンプの改造施工例
  改造前は池の底に水中ポンプを固定設置した固定取水方式でした。この方式は常時池底のヘドロを取水し、散水貯水槽へヘドロ共に送水するので、水槽内部にヘドロが溜まります。その結果散水用水も濁り、グリーンにヘドロ水を撒いてしまいます。そこで、今回池水のうわ水を取水するフロート式水中ポンプ方式に改造しました。
池底固定取水

貯水槽内のヘドロ

15KWポンプ引き揚げ

7.5KW×2台に分割

フロート式送水ポンプ全景
 既設水中ポンプは15KWが1基ですが今回は7.5KW×2台分割します。送水ポンプが1台しか無い場合、万一の水中ポンプトラブル時に致命傷となります。そこで送水ポンプの性能を2台に分割し、万一のポンプ故障時には片肺運転ができるように改造しました。
新設ポンプ盤

フロートポンプ本体

ヘッダー弁類部

レッカー進水

レッカー進水
 水中ポンプのフロート部は発砲スチロールで架台を組み、チャッキ弁ヘッダー部まではフレキシブルな耐圧ホースで繋ぎます。そして、池に浮かべると常に水深1mの水位から中間水の取水が可能です。

 今回は水中ポンプを用いましたが、大きな水源池で水位の変動が5m以内の池であれば、陸上ポンプによるフロート式送水システムがお勧めです。この方式はフロート部がフート弁だけとなり、メンテナンスが必要なポンプ部分が陸上にあるので、故障時の対応が楽です。ただし、ポンプ小屋が必要となるので、プレイゾーンでの施工は不向きです。いずれにしても池底から取水している送水設備はフロート式送水設備に改造することをお勧めします。
陸上式小屋全景

陸上式送水ポンプ

フロート弁類部

取水ホース部

固定池底取水

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