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株式会社 ウォーターシステム |
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TOP〉究極の対策 |
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究極の漏水対策の提案 |
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日本のゴルフ場の散水システムの特徴は
○ピークの使用期間が2か月と短いこと。
○コース高低差が激しく、低区ホールは10気圧を超えるホールが存在すること。
○どこのゴルフ場も多かれ、少なかれ、漏水状態で運用していること。
○建設から20年以上経過しており、パイプラインもケーブルラインも更新の時期にきていること。
など、日本のゴルフ場の散水システムのかかえる問題点は少なくありません。本来、寿命のきたパイプラインは布設替えするのが基本です。しかし、昨今の経済状態ではなかなか踏み切れないのが現状でしょう。また、冬場といえども本管布設替えは時間と手間(労力)のかかる作業ですし、プレーの支障にもなります。と言って、この漏水問題を放置しておくと、ある日突然バンカーやグリーンが流れて・・・・。そこで、今回は散水本管を布設替えせずに漏水事故を軽減する改造システムを提案します。要は、散水ポンプを寿命の短いレッドゾーンで使用するのではなく、2500回転のエコドライブで寿命を延ばす方法です。ただし、ワンシーズンに頻繁に漏水事故が起きるコースや元来パイプ径が細い(φ75以下)のコースは、やはり布設替えが必要です。
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本管の布設替え |
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日本のゴルフ場散水システムの誤り
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■なぜかポンプと電磁弁はリンクしていない?
日本におけるゴルフ場の散水システムは「ポンプシステム」と「自動制御システム」は関連づけて設計されてきませんでした。即ち、夜間に散水栓が吹っ飛んでも翌朝発見されるまで、ポンプを止めるまで、水は出っぱなしです。これが漏水事故が大事故につながる最大の問題点です。しかし、今回提案する単線式デコーダーシステム(米国製)は電磁弁に指令中はポンプをONにするが、散水終了すると、ポンプをOFFにする、『ポンプ運転・停止機能』が内蔵されています。なぜ、日本のように高低差の激しいコースでポンプの運転・停止機能を自動散水システムに組み入れなかったかは、定かではありませんが、今回はこの機能に注目して、安全な散水システムに改造する方法を提案します。
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ポンプ制御内蔵出力器
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自動制御システムの改造
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■日本の自動制御の現状
日本の自動制御方式の多くは多芯ケーブルによる通電開閉方式ですから結線箇所が多く、古くなると雨水が入り、漏電し、作動不良を起こします。また、直そうにも出来高図がなく、どの線がどの電磁弁に行っているか、解読不可能です。そこでしかたなく働かない電磁弁はスタンド式ソラー盤で個別管理されているコースも多いと思います。
■単線ケーブル方式は時代の要請
そこで、今回は単線式デコーダー方式に改造してもらいます。ケーブルはコース電磁弁位置まで、単芯ケーブルを一列敷設してもらいます。ケーブル掘削はトレンチャーなどで幅10cm程度で深さ30cm程度ですから、工事は簡単です。電磁弁も交換の必要がある場合は交換します。後はコース管理棟にコンピュターを設置して出来上がりです。また、このコンピュターは携帯電話と接続可能ですから、現場ホールからの散水指令や、外出先からの散水停止など、自由にデジタル制御できます。この方式を導入すると、これまでのアナログタイマースイッチで規定の順番で散水していたのは遠い昔です。このシステムへの更新費用は、まさに”デジタルハイビジョンTV”や”ハイブリッド車”の買い換えのように、時代が要請している必要経費と言えるでしょう。また遅かれ早かれゴルフ場の散水管理はパソコン管理になるでしょう。
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トレンチャー例

ケーブル敷設完了
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小型補助ポンプの追加
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■非かんがい期用小型ポンプの追加
「パイプラインの漏水問題」で述べた小型補助ポンプの追加工事を行います。このポンプの性能は2.2KW〜7.5KW程度の小型自動給水ポンプを散水ポンプと並列に設置します。このポンプの役割は
○散水指令以外の時間は小型ポンプで漏水補給する。
○設定圧力は3気圧程度とする。
(ポンプ出力は、漏水予想量と雑用水取水量で決定される。)
(ポンプ圧力は最高位置ホールの落差で決める。)
○散水時間帯以外は低圧で管内圧力を保持し保護する。
○万々一の漏水時、吐出量は極端に少なく圧力が低いので、大事故にならない。
○シーズンオフはこのポンプで漏水補給しているので、省エネになる。
○既設散水ポンプとこの小型ポンプは自動で切り替わる構造にする。
この小型補助ポンプの採用は「遠出はレクサスで、チョイ乗りは軽自動車で十分」と言う、発想です。(冬季にもかかわらず、30KWの散水ポンプが動いているコースは数多くあります。)
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小型補助ポンプ例 |
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究極の散水システムとは |
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それでは小型補助ポンプと単線式デコーダー方式を組み合わせた「究極の漏水対策」システムを説明します。
まず、右図の「散水制御とポンプ制御をリンクさせたシステムフロー図」を印刷して下さい。この図に基づいて解説します。
■コンピュターからの自動散水の場合
@散水開始時刻になるとE1,E2〜Enとプログラムされた順番で電磁弁が開閉を繰り返します。この時最初の電磁弁に開指令を発すると、電動弁Mにも開指令が行きます。電動弁Mが開くと、既設散水ポンプは従来通り自動給水運転を行います。
A最後の電磁弁Enが閉になり、自動散水を終了すると、同時に電動弁Mに閉信号が送られ、散水本管と散水ポンプの連絡が断ち切れます。
(実はこの時が一番怖いのです。ポンプ性能は使用水量が減少すると、ポンプ圧力は急激に高くなり、ポンプ停止圧力は10気圧以上に上昇するのです。ですから、少量の漏水でも年中ポンプの入り切りを繰り返していることが、パイプの寿命を短くしているといえます。=ポンプ締め切り圧という)
B自動散水が終了し、最終電磁弁は閉、電動弁は閉、その後ポンプは締め切り圧で運転停止となります。しかし、本管ラインは漏水しているから、徐々に管内圧力は下がってきます。
Cそこで、管内圧力が例えば2.0気圧まで下がってきたら、補助ポンプは運転して、3.0気圧になったら停止します。既設ポンプラインと小型補助ポンプはチッキ弁を介して接続しておけば、自動で切り替わります。即ち漏水量補給を小型補助ポンプに任せるのです。 |

「リンクシステムフロー図」
(クイックでA4PDFへ) |
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■雑用水の取水や自然漏水の補給
@自動散水以外の少量の雑用水の取水は小型補助ポンプでまかないます。補助ポンプも自動給水ポンプを採用しているので、自然漏水や少量の取水は小型補助ポンプでまかないます。切り替えの操作は必要なく従来通り取水できます。
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■昼間のスプリンクラー手動散水の場合
@手動で散水栓を開閉してもコンピュターは感知しません。そこで、大水量や高圧水がほしい場合は、携帯電話でE0電磁弁に開命令を発信して下さい。コンピュターは電磁弁の開指令が指示されると、自動的に電動弁Mに開命令を発するので、既設散水ポンプは自動運転します。そして手動散水作業が終わってからE0電磁弁に閉命令を発信して下さい。E0が閉、Mが閉となり、小型補助ポンプでの低圧給水運転に切り替わります。
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このように本システムに改造すると、漏水事故は低減し、安全で省エネな施設に生まれ変わります。漏水事故の多いコースばかりでなく、新規にパイプを布設替えしたコースこそ、この「究極の散水システム」を導入いただきパイプの寿命を半永久的に延長することができるかもしれません。 |
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